カンボジアで急増中のカフェ 〜タイ発祥のCafé Amazon〜

こんにちは!

以前、こちらの記事でも取り上げましたが、プノンペンの中心部は、今やカフェメッカとも言えるほど、たくさんのカフェがひしめき合っています。

そんなカフェ激戦地とも言えるプノンペン中心部で、現在急増中のカフェチェーンが、Café Amazon

タイの石油公社PTTが2002年から展開するカフェチェーンで、現在タイ国内外に1,400店舗以上(2016年8月時点)展開しているビッグブランドです。

昨年11月には、日本にも初上陸
福島県川内村でフランチャイズ1号店がオープンしており、今後、東京、大阪などの主要都市部でも展開予定とのこと。

カンボジア市場には2013年に参入。
PTT傘下のPTT (Cambodia) Limitedがマスターフランチャイズ権を取得して展開を行っています。

2016年8月には、カンボジア国内で新たに19の事業者がCafé Amazonフランチャイズチェーンに加盟したとの発表がありました。

また、当時カンボジアで既に14店舗が出店済でしたが、新たなフランチャイジーの加盟により33店舗までの出店が見えてきたという話でした。

2017年2月現在、Café Amazon Cambodiaの公式Facebook上に掲載されているカンボジア国内の店舗は、プノンペン内外併せて15店舗になりますが、実際には、昨年末頃からここに記載のない店舗も続々と増えています。

弊社オフィスからほど近いプノンペン中心部で把握できているだけでも、昨年末から5店舗は新店ができていますし、現在工事中の店舗も数店舗確認できています。

さらに、2021年までにカンボジア国内で120店舗展開するという大規模なプランが構想されているということで、まさに急速に展開中です。

 

プノンペン中心部のカフェの数はこの数年間で急増したといえますが、実際、カンボジア人の若者の間では、お洒落なカフェで勉強をしたり、余暇を過ごしたりする習慣が以前に比べて確実に定着しつつあります。

カンボジア発の一大カフェチェーンであるBROWN COFFEEなどは、平日/土日ともに、常にカンボジア人の若者で賑わっています。

Café Amazonのメインターゲットも、このようにハイセンスなカフェで集い、様々なフレーバーのドリンクを楽しみたいカンボジア人の若者達だと言います。

特に、若者を意識していることが伺えるのがドリンクの価格設定で、

・Hot Black coffee $1.25〜
・Hot Caffe Latte $1.75~
・Iced Caffe Latte $2.15〜
・Iced Green tea with milk $1.60〜

・・・等となっています。

若者に人気のBROWN COFFEEの価格が以下の通りなのを見ると、だいぶ低く抑えられていることが分かります。

・Hot Americano $2.20〜
・Hot Caffe Latte $2.40~
・Iced Caffe Latte $2.65〜

(ちなみに、暑いからでしょうか・・・カンボジアの人達は殆どホットドリンクを注文しません。)

また、他の多くのカンボジアのカフェでは、カウンターまたは座席で飲み物を注文した後、従業員がお客様の席まで飲み物を運ぶスタイルを取っていますが、Café Amazonでは、カウンターで注文/受け取りを行うセルフサービスが取り入れられており、このような点で削減した人件費を価格に還元しているものと思われます。

実際、手の届きやすい価格熱帯雨林をイメージしたような斬新なインテリアに惹かれてか、いずれの店舗もカンボジア人の若者で軒並み満席です。

さて。
Café Amazonの公式Facebookページでは、引き続きフランチャイズ加盟店の募集がなされています。

契約期間は6年で、フランチャイズ加盟金は$16,000($3,000の保証金を含む)となっています。

カンボジア国内で人気の他のフランチャイズカフェチェーンでは、$50,000-75,000を加盟金としているところもある(弊社調べ)のに比べると、これはかなりの低額設定といえます。

The Phnom Penh PostKHMER TIMESによる、Café Amazonフランチャイズ本部、加盟店へのインタビューを総合すると、1店当たりの1日の平均販売数は350杯程ですが、1,000-2,000杯程販売している大型店もあるということで、低投資・早期回収ビジネスにローカルビジネスオーナーの注目が集まっているようです。

なお、フランチャイズ加盟店は、出店にあたり、PTTのガソリンスタンド併設店か路面店/モール内店舗かのいずれかを選ぶことができます。

PTTのガソリンスタンドは、カンボジア国内に27拠点(2016年8月時点)。
2020年までに3倍に増やす計画ということですので、Café Amazon併設拠点もますます増え、ガソリンスタンドの認知・利用促進との相乗効果が期待されるところでしょう。

路面店も続々と増えています。
こちらは、特にカフェが集中するボンケンコンエリアのBROWN COFFEEの真隣。
オープン準備中のCafé Amazonです。

近隣には、STARBUCKSや英国の人気チェーンCOSTA COFFEEのほか、複数のカフェがひしめき合っており、まさに既存のカフェに挑むような形での出店となります。

 

カンボジアの人達の間でカフェに行くという習慣が根付いてきたのはここ最近のこと。
まだ本格的なコーヒーの味を楽しみたいとうニーズはあまりないように見えますが、お洒落な店内で仲間と集うことが一種の娯楽やカルチャーになっているようです。

そんな中、急速に店舗展開を進めるCafé Amazonが、既存の名だたるカフェチェーンの中でどのようなポジションを取っていくのか、ますます目が離せません!

▼参考リンク:

・Cafe Amazon Cambodia Facebookページ
https://www.facebook.com/CafeAmazonCambodia/?fref=ts

・『KHMER TIMES』Large Amazon Coffee Expansion(2016.8.5)
http://www.khmertimeskh.com/news/28091/large-amazon-coffee-expansion/

・『The Phnom Penh Post』Café Amazon on growth course(2016.8.5)
http://www.phnompenhpost.com/business/cafe-amazon-growth-course

・PTT News PTT launched Cafe Amazon franchise in Cambodia to introduce Thai brand to ASEAN(2016.8.4)
http://www.pttplc.com/en/Media-Center/News/Business/Pages/news-2016-08-04.aspx

・『タイランドハイパーリンクス』タイのコーヒーショップ「Cafe Amazon」日本進出1号店が福島県川内村にオープン(2016.9.16)
http://www.thaich.net/news/20160916ca.htm

・Cafe Amazon Japan
http://amazon-cafe.jp/