欧州企業、人材確保に難ありもカンボジアでの投資拡大に意欲

こんにちは!

今週は、『The Phnom Penh Post』の記事より、EuroCham Cambodiaが行った、カンボジアの景況感調査について取り上げてみたいと思います。

EuroCham Cambodia(European Chamber of Commerce in Cambodia)は、カンボジアへの欧州企業の進出促進、ネットワーク構築を目的に設立された組織で、現在200社以上のEU加盟国系の登録社を有しています。
http://www.eurocham-cambodia.org/

今回、調査の回答があったのは72社。

事業遂行上の様々なハードルに触れつつも、そのうち81%の企業が、カンボジアにおける投資拡大に意欲を示したそうです。

World Bankが2015年10月に発表した“The Doing Business 2016 report”でも、カンボジアは、事業開始までのスピード(180位/189カ国)、電力供給の安定性(145位/189カ国)といった点で未だに世界標準を下回っているとされつつ、事業遂行のしやすさを総合的に判断したランキングでは127位/189カ国(前年度133位)と6位上昇しました。
http://www.doingbusiness.org/~/media/GIAWB/Doing%20Business/Documents/Annual-Reports/English/DB16-Full-Report.pdf


<写真:『The Phnom Penh Post』Business rankings edge up(2015.10.29)より>

事業開始までのスピードについては、世界平均の20日間に対してカンボジアは4倍以上の87日間かかるとされ、圧倒的に遅れをとっていますが、今年からオンラインでの企業登録制度が始まったりと、時間短縮という観点からも少しずつ改善の動きが見えてきています。

一方、EuroChamの調査結果では、回答社の大半が他国と比較したカンボジアの優位点として「低賃金」を挙げつつ、依然51%の企業が、「ハイスキル人材の確保」がカンボジアでのビジネス遂行上のハードルとなっているとしています。

それについてEuroChamのExecutive DirectorであるPhurik-Callebaut氏は、教育訓練機関が民間セクターのニーズをより良く理解する必要があるとともに、民間セクターによる能力開発へのさらなる投資の必要性を訴えています。

まだまだ課題も多いですが、良い意味で伸び代も十分にあるカンボジア。
今年9月には、待望の日本-プノンペン間直行便の運行も開始されます!!
法律、制度、インフラが少しずつ改善されていく中で、外資企業の投資もますます拡大することでしょう。

▼参照記事はこちら
・『The Phnom Penh Post』
Firms ready to expand despite local skills gap(2016.2.18)
http://www.phnompenhpost.com/business/firms-ready-expand-despite-local-skills-gap
・『The Phnom Penh Post』
Business rankings edge up(2015.10.29)
http://www.phnompenhpost.com/business/business-rankings-edge


プノンペンの高級レストラン、満を持してシェムリアップへ進出


<写真:『The Phnom Penh Post』より>

長いことブログ更新が滞っておりましたが、本日より再開致します!

現地メディアより気になる記事を拾い読みしてシェアしていくシリーズ。

第1弾は、プノンペン在住者の間では言わずと知れた高級レストランMalisのシェムリアップ進出のニュースです。

Topaz、Malisといった高級レストランのほか、高級ホテルArunreasを有するThalias Co. Ltd.は、カンボジアにおけるホスピタリティー業界のリーディングカンパニーです。
http://www.thalias.biz/

Topazはフレンチ、Malisはクメール料理で、どちらもプノンペンでは高級レストランとして認知され、一流の味、一流のサービスを求める人々で連日賑わっています。

Thalias の創業オーナーでありCEOであるArnaud Darcはフランス人。

ディレクター・シェフのLuu Mengはカンボジア人で、シンガポールやマレーシアで料理の腕を磨き、2005年のMalisオープン時から同グループに参画しています。

また、自身はArmondホテルのオーナーでもあります。

同グループレストランを人気有名店に押し上げたLuu Mengが、ついにシェムリアップでのMalisオープンを告知しました。

計約2,000㎡のフロアには、1階に200席、2階にVIP席を100席設けています。

最適な立地・物件選びに実に5年もの歳月を費やしたというMalis。

次々と新しい飲食店やホテルができ競争が激化するシェムリアップで、どのような風を吹かせてくれるのでしょうか?
楽しみです!
現在ソフトオープン期間中で、2月19日にグランドオープンの予定です。

▼参照記事はこちら
・『The Phnom Penh Post』
Cambodia’s celebrity chef at last brings Malis to Siem Reap(2016.2.6)
http://www.phnompenhpost.com/post-weekend/cambodias-celebrity-chef-last-brings-malis-siem-reap
・Thalias Co. Ltd. ホームページ
http://www.thalias.biz/